イベント

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 杏寿荘新年風物詩「新春カラオケ大会」が賑やかに開催されました。新年を飾る大イベントです。この日のために練習を積み重ねてきた出場者の皆さんに応援する側の期待も膨らみます。

 司会者は「アルプスの少女ハイジ? 実は・・・ 介護相談員の皆様に今年も審査員をお願いしました。

出場者は19名のご利用者様です。楽しみですねぇ♡  職員の応援合戦も見ものです。

 トップバッターはTさんの「ふたり酒」、情感たっぷりでしっかりした歌声に聞きほれます。今年はレベルの高さを予感させます。出場される皆さん全員をご披露したいのですがブログが長くなってしまうので残念ですがハイライトで・・・

 UさんとNさんの「草津節」です。お二人で独特なリズムを見事に歌い上げていただきました。湯もみガールズたちもリズムに合わせ息が揃います。

 Nさんの謡「高砂」、水墨画・水彩画・謡曲など多彩な才能をお持ちで、芸術家肌のご利用者様です。長寿を寿ぎ平安な世を祝福する謡で新年を祝っていただき、厳粛な気持ちで聞き入りました。

Kさんの「六甲おろし」、タイガースファン大盛り上がりとなりました。

 Tさんの「初代 水戸黄門の歌」歌も良かったですが、仮装とお茶目な仕草に魅せられてしまいました。

 続いてはTさん(96歳)の「二宮金次郎」、明治44年に採用された尋常小学唱歌だそうです。アカペラでしっかり歌い上げていただきました。この歌、皆さんご存じでしたか。アカペラで正確に歌えるなんて凄い!!拍手喝采です。勤労・報徳などの教えが人生に貫かれているんでしょうね。しょいこを背負った西郷隆盛風応援隊も脱帽です。

 終盤登場のHさん、「花」聖書の一節だそうです。歌う前から雰囲気いっぱいです。後ろで笑っている職員がいますが、麗しい歌声に敬虔な教徒のようになったのは私だけかしら・・・

 聞きごたえ、見所満載の新春カラオケ大会、雰囲気を感じていただけましたか?

 審査の間、職員による寸劇などのパフォーマンス、ご利用者様も毎年楽しみにしています。

 ブログ冒頭の司会者は、実は「アルプスの少女ハイジ」ではなく「マッチ売りの少女」だったのですね。

通りすがりの人に声をかけるがなかなか買ってもらえない。その中の一人聖火ランナー

しかし、最後は素敵な彼氏が4人も現れ、ハッピーエンドで幕を閉じました。というお話でした。

寸劇の後は職員の踊りと歌のパフォーマンス、皆さん楽しんでいただけましたか?

 杏寿荘「新春カラオケ大会」審査結果発表です。

 今年の優勝者は、「奥飛騨慕情」で出場したNさんです。誰もが聞きほれる歌唱力と伸びのある歌声は本当に見事でした。

 そして、準優勝はSさん、昔バスガイドで培った名所案内が空でスラスラとでてきます。やはりプロはすごいなと皆が驚きました。歌ってくれたのは「東京バスガール」、施設内で素晴らしいバス旅ができました。

    

 毎年、新春カラオケ大会で杏寿荘の年の始めを感じます。今年も盛大なカラオケ大会に終わり、ご利用者様に明るく豊かに過ごしていただける今年の第一歩となりました。

 詳細なカラオケ大会の様子は施設内に掲示してありますので、ご来荘の折は是非ご覧ください。