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今年もインフルエンザが流行する心配な季節がやってきました。今年は流行が早そうです。長野県は、11月20日に「インフルエンザが流行期に入った」と発表し注意を呼び掛けています。

12月16日(月)、感染対策委員会主催のインフルエンザ対策研修を行いました。講師は「富士見高原病院 感染管理室(地域の感染症対策あらいぐま) 感染症看護専門看護師 和田孝子先生」です。職員が外部研修で受講し「勉強になった」と評判の先生で、今回杏寿荘の内部研修になんとかお願いし、おいでいただきました。

インフルエンザワクチンは、ご利用者様・職員全員が接種していますが、ワクチンに発病防止効果があるものの、A香港型インフルエンザに関しては、「高齢者では効果がかなり低く」・「健康成人でも発病防止効果が30~40%」とのお話があり認識を新たにしました。まず施設内に持ち込まないこと、施設内で発症したら抗インフルエンザ薬を適宜適切に予防投与し、施設内まん延を防ぐことが重要です。

毎年、悩まされているインフルエンザ対策ですので、職員も真剣です。

職員の危機管理意識も高まり、今年はご利用者様のインフルエンザ発症を皆無にしたいとの想いを強く感じた研修でした。